備中高松城跡


シルバーウィーク初日。
岡山に所用があり、ついでに高松城跡へ。

今放映中の大河ドラマ「豊臣兄弟」でも出てきていた、信長の本能寺の変直前に、秀吉が中国攻めにおいて水攻めを行った史跡地です。

水で囲まれていたであろう城の周囲には、小高い山がいくつもあります。

戦いの跡地とされる場所には、周囲に小高い山がある場合が多いように思います。
当時は山から戦況を見守っていたのでしょう。

たかだか400年前の出来事ではありますが、刀や弓、火縄銃で戦っていた時代。
その時の光景を想像すると、最前線で戦っていた侍たちは、さぞ複雑な思いだったのではないでしょうか。

水攻めによって食料が絶たれ、城内では飢えが迫る。
家来を守るために、主は切腹することになる。

戦いの跡地には、首塚が残されていることも多く、この高松城には毛利方の清水宗治の首塚のほか、胴塚もありました。

話は変わりますが、京都の豊国神社の近くには、朝鮮出兵で持ち帰った耳を供養した耳塚もあります。

歴史全体から見ると、それぞれは小さな戦いなのかもしれません。
しかし、このような戦の地を訪れるたびに、先人たちがそれぞれの時代を生き、国や領地、家族を守るために戦っていたことを実感します。
そして、尊い命を犠牲にした先人たちは、今の世の中をどう見ているんだろうと思いを馳せます。

さぞかし「良かった」と思う一方で、命を懸けてつないできた今の世の中を見て、悲しく感じることもあるのではないかと、個人的には思います。


平和であることのありがたみを感じ、改めて仕事ができる幸せを感じています。