コロナ禍で感じること
兵庫県下では3度目の緊急事態宣言が出され、一年以上経ってもなかなか終息する気配がない状況です。
当社も例年あったイベントの中止や延期などによる影響は少なからずありますが、
皆様のお影で営業を続けることができています。
このような一年でしたが、今回のことでいろいろと学んだことも多くあります。
特に感じているのは、「人のつながり」です。
こんな時でも必要としていただける存在であることや、
こんな時だからこそ『あの人にお願いしよう。』『あそこのお店で買おう。』と、思っていただけるようなお店は、
多少影響は受けておられるものの、以前にも増して頑張っておられます。
逆に言えば、こんな時こそこれまでの積み重ねやお客様に対しての対応が結果として現れるのではないかと思います。
人のつながりといえば、外せないのが「口コミ」です。
広告を扱っている当社ですが「口コミ」に勝るものはないと思っています。
そんな絶大な影響力を誇る口コミですが、近年ではインフルエンサーや一般ユーザーが
SNSに写真や動画を使って口コミをアップしているのをよく見かけるようになりました。
ひと昔前話題になったステマなどもこれを利用した宣伝方法ですね。
また、ネットショッピングサイトでもレビューやお客様の声は重要視されています。
どんなに魅力的な広告をつくるよりも、ユーザーからの評価はより購買意欲を左右するものと言えるでしょう。
口コミの他にも、最近ではブランディングと言って、お店や企業に対して特定のイメージを認識してもらうことによって、
企業価値を高めるマーケティング戦略が大切になってきています。
当社でもブランディングのお手伝いをさせていただいており、例えば、キャラクターやロゴ、
コーポレートカラーのご提案、ホームページのドメイン取得やそのイメージに沿ったパンフレット、広告など、
多岐にわたってサポートさせていただいております。
しかし、本当のブランディングとは、そのお店や企業からにじみ出るものではないかと思っています。
いくら体裁を装っていてもいつか綻びが出てきてしまうように、
日ごろの一つ一つの積み重ねが、お店や企業の本当の姿を作っていくのだと考えています。
偉そうなことを書いてしまいましたが、当社もまだまだ従業員一同一つ一つのお仕事を大切に、
今まで以上に取り組めるよう邁進いたします!
コロナ禍の今だからこそ、「人のつながり」を大切にしていくことが、
本当のブランディングに繋がっていくと感じています。
文責
アサヒ印刷株式会社
代表取締役 茨木耕司
流通科学大学 商学部 流通学科(現マーケティング学科)卒業
卒論は「無店舗販売について」