剛毛も髪型の誤り
「弘法も筆の誤り」とは、書の名人である弘法大師でも書き損じがあるとの意味から、
どんな名人でも時には失敗することがあるという例えとして使われます。
しかし他にも書を書き損じた弘法大師が、筆を投げつけ一点を追加することで書を完成させたとの言い伝えもあり、名人は見事に修復するといった称賛の意味も含まれているそうです。
さて、話は変わりますが、わたくしも50歳になりました。
年を重ねると、若く見られたいと思うのは人間の性なのだろうか。
美容師 さん「今日はどんな髪型にします??」
美容室に行って、だいたい言われるヒトコト。
わたくし「若く見える髪型にして!」
美容師さん「全体のボリュームが若さの秘訣ですよ~」
これを聞いたわたくしは、翌朝からみやぞん並みにボリュームをつけてみることにした。
そして、ある日のこと。
とある懇親会でとある人に「イバラキさんって、おいくつ?」と聞かれた。
わたくし「NiziU(ニジュー)じゃなくて、50(ごじゅー)です♬」
「えーっ!!!!」っと、驚きの声をあげるお相手。
心の声『そうかそうか、40代に見えるんか・・・(^^♪』
わたくし「いくつに見えます??」
お相手「ごじゅう ご(55)」
Σ( ̄□ ̄|||)えっ!!?
わたくし「うそぉーーーーーっ!!!!!!!」
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なかなかどうして、実年齢より若く見てもらうというのは
髪型だけでは難しいようである。
とりあえず、その翌日からみやぞん級のボリュームを出すことはそっとやめにした。
いろいろな意見や感想を調査することは大切。
広告やイメージも自己目線ではなく、相手目線が大切。
文責
明石の印刷会社 アサヒ印刷株式会社
代表取締役 茨木耕司
流通科学大学 商学部 流通学科(現マーケティング学科)卒業
卒論は「無店舗販売について」