「もの」より「こと」を売る。「atelier京ばあむ」体験記




先日、京都にある「株式会社美十(旧・おたべ)」様が運営されている
**「atelier京ばあむ」**の視察研修に行ってきました。

他にも訪問した場所がいくつかありますので、何回かに分けてご紹介できたらと思っています。

いまや京都土産としてすっかり有名になった「京ばあむ」。
本当に美味しいですよね!

普段は京都各地の観光地で見かけて購入する「京ばあむ」ですが、今回は
展示コーナーに加え、工場の様子まで見学できるとのことで、とても楽しみにしていました。

事前に下調べはしていたものの、現地で実際に目にした「atelier京ばあむ」の内部は圧巻。
まず、建物そのものが京ばあむをモチーフにデザインされており、
入り口を入ってすぐの吹き抜け空間には、なんと約5メートルはあろうかという大木が立っています。

この大木には、「京ばあむの年輪」と「成長し続ける大木」を重ね合わせ、
“末永く積み重ねていく”という意味が込められているそうです。

展示コーナーでは、原材料や製造工程について、見て・触れて・体験しながら学ぶことができます。
お子さまから大人まで楽しめる内容で、実際この日も多くの学生さんが校外学習で来ていました。

工場見学では、ガラス越しに「京ばあむ」が製造され、梱包されるまでの様子を見学できます。
最終の梱包作業にいたるまで、多くがパティシエによる手作業で行われているとのこと。

さらに驚いたのは、パティシエにはマイスター制度が設けられていて、
製品出荷後も「誰が作ったのか」がわかるようになっているという点。
こうした仕組みによって、パティシエ一人ひとりの技術向上が常に意識されているそうです。

また、ガイドをしてくださった方も現役のパティシエでありながら、
とてもホスピタリティにあふれていて、ものづくりだけでなく、
お仕事そのものに誇りを持っておられるのが伝わってきました。

帰る頃にはすっかりファンになってしまい、
気がつけばたくさんのお土産を購入していました(笑)。

特に、「atelier京ばあむ限定」と聞くと、つい買ってしまいますよね!

楽しく、美味しく、学ばせていただきました。
本当にありがとうございました。