竹中大工道具館

新幹線の新神戸駅南側にある
竹中大工道具館へ

もともと美術館・資料館や科学館などを見るのが好き。
また、今度イベント展示のお仕事もあり、視察を兼ねて行ってきました。

大工道にがこんな歴史があるとは…。圧巻でした。
近年では道具もデジタル化が進み割合簡単に道具の調達や木材の裁断も
できるようになりましたが、道具の成長・発展もありますが、
技の伝授と言うのも大切な要素だとわかりました。

その中で響いた言葉がありました。
棟梁に必要な5つの技(五意)「五意達者」
=式尺、算合、手仕事、絵様、彫物の5つすべてに長じる者を言い、これは中世の工匠の理想

これは、広告に携わるものに勝手に置き換えれば
仕様・見積り・構成・デザイン・メディア(印刷・動画・HP etc.)と言った内容に
置き換えられますでしょうか。

営業担当は、全体のイメージを捉える力。お客様の予算と鑑みてベストな提案をしなくてはいけない。
制作担当は、作成したものを誰が見たり手に取ったり、その効果で何が得られるかまで考える。

そして、お客様のお役に立たなければならない。

「五意達者」
先人から今に生きる素晴らしい学びでした。
ありがとうございました。